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殿様枕

枕についての記事がありました。 「殿様枕症候群」ご用心というものです。 枕が高い(厚い)ほど脳卒中リスクが高くなると、国立循環器病研究センターが研究成果を発表しました。

突発性椎骨動脈解離(とっぱつせいついこつどうみゃくかいり)は、高さの高い枕で寝る人ほど発症率が高いことが研究チームの分析で明らかにになりました。 突発性椎骨動脈解離とは、首の後ろの血管が裂け、脳卒中を引き起こすそうです。 働き盛り世代を含む15~45歳の脳卒中患者の1割程度を占め、そぬちの2割近くが亡くなったり後遺症が残るそうです。 売られている枕の中で、高さが12センチ以上を「高い」、高さが15センチ以上を「極端に高い」と定義して分析したところ15センチ以上の枕を使っていた人の9割が突発性椎骨動脈解離の患者さんだったそうです。 枕の高さが高いと首の屈曲(あごが胸に着く方向に曲がっている)が大きくなり、寝返りなどで首が回るときに血管が傷つくことがあるそうです。 極端に高い枕と言っても、知らないうちに結果としてそうなっている場合があります。 それは、普通の枕に「低反発の枕」を重ねたり、タオルケットを折りたたんで重ねたりすると「極端に高い枕」に、なってしまっているという事です。 私も、枕については色々と試行錯誤して現在やっと落ち着いたところですが、私も市販の枕で高めの枕を使っていました。 ただ、違和感を覚えたので枕の手前に幼児用?の枕の様なものを繋げて、自然に斜めになるようにしました。 それで頭から肩までほぼ一直線になるようになっています(笑)。 蛇足ですが?江戸時代からのことわざに「寿命三寸、楽四寸」という言葉があるそうです。 時代劇を見ていると、武士や日本髪の女性は髪型が崩れるのを防ぐために背の高い硬い枕を使用しています。 枕の高さが四寸(12センチ)だと髪型が崩れず楽だが、枕の高さが三寸(9センチ)だと早死にしないという意味で使われていたそうです(笑)。

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