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水素エンジン

2021.05.12

日産自動車がエンジン部品の生産工場を国内生産に集中するために2023年度までに100億円の設備投資をします。
高性能エンジン向けの部品は高精度が要求されるために国内の工場で生産し国内外の工場にエンジン部品を供給することに決めました。
日産としては2030年代にHV車とEV(電気自動車)に切り替えるそうですが、その為には高性能エンジンが必要という事です。
新聞記事でいうと2030年度に生産される乗用車のHV比率は現在の10%から36%に増えるのですがEV車の比率は15%という事です。
つい最近のニュースでも電気自動車(EV車)向けの電気供給設備が前年比減少した発表されました。
電気自動車の普及が思ったより進んでいないようです。
これは世界中でみると電気自動車の普及は日本よりもっと遅れそうです。
あまり知られていないのですがトヨタ自動車が水素を直接燃やす本来の意味?の水素エンジン車を開発しています。
水素エンジン?はミライではない?ミライは水素から電気を発電してモーターを回します。
全然違います。
個人的には水素を爆発させる水素エンジン車に期待しています。
理由は簡単で、エンジンが残るという事は日本製の自動車の優位性が保たれるからです。
電気自動車は日本製自動車の優位性を維持するのはかなり困難だと思っています。
電気自動車になれば駆動関係で優位性を付けるのは中々大変です。
あっと言う間に中国に追い抜かれてしまいそうです。
当地は自動車産業の集積地です。
電気自動車になればエンジンに関わる部品産業は大打撃を受けます。
第二のデトロイトになってしまいます。
密かというか、心の中ではトヨタの水素エンジン車に大きな期待をしています。

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