DIARYブログ

トイレの男女格差

先日新聞記事で女子トイレの話を書きましたが、第二弾がありました。

トイレの男女格差について是正しようという動きが具体的に動いています。

その一つが公共交通機関の主要な駅で女性の便器数が不足していると指摘されています。

国土交通省も2016年に駅のトイレについてのアンケート調査をしています。

駅のトイレでは、女性の44%が並ばなくてはならないと不満(男性は31%が不満)

大規模商業施設では女性の47%が不満(男性は15%が不満)

これで見ると、国(公共設備)の管理している施設も民間の施設もそれぞれ女性に対しての配慮が欠けていたようです。

中日本高速道路では、サービスエリアなどのトイレで「2分以上待たせない」を目標に改善を進めているようです。

建設業界向け給排水衛生設備の男女比の便器数の基準もそれまで男性8対女性2だったのを5対5に改めたそうです。

国際赤十字などが難民キャンプや災害避難所を想定した「スフィア基準」では男性1に対して女性3と便器数が明記されているそうです。

ちなみに台湾では、学校や駅では男性1に対して女性5,オフィスでは男性1に対して女性3の割合で便器数を法律で決めているそうです。

これで見ると、日本のトイレの男女間格差はまだまだ発展途上国のようです。

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