昨日今日と電気自動車（EV）関連の大きなニュースが出ました。（普通紙に出なかった記事もあります）

一つは、アメリカ政府が政府調達の車を順次EVに切り替え２０３５年にはガソリン車の購入を止めるとの大統領令に署名されました。

政府関連で６４万台の車を使っているようです。

問題はアメリカ国内でEVを生産する自動車メーカーが現時点で数社しかないので調達できるかどうか未定のようです。

もう一つは、トヨタ自動車がEV生産に本気で取り組むとのニュースです。

２０３０年に世界で３５０万台生産すると宣言しました。

４兆円をEV開発に投資するという事です。

ただ、この記者会見で豊田社長は「EVにシフトした場合、エンジン部品のみを手掛けるメーカーなどでは死活問題になってくる。その時にずっと長い間やってきた会社が、今までの人生は何だったのかと思わないような自動車産業にしていきたいと思っている。」と発言されました。

エンジンに関わる部品会社は生産している部品が激減していきます。

何もしなければ、大幅な人員削減をしなければなりません。

雇用が無くなります。

この件に関しては、豊田社長は何度も発言していました。

ハイブリット車、水素エンジン車と選択肢を広げていて技術開発の流れの中で良い流れが出来ればいつでも対応できるように準備しています。

水面下では、EV対策がすでに動いています。

例えば、自動変速機を作っている会社に電気関連の生産ラインが移動されたという事です。

上手くパズルがかみ合えばと思っています（応援しています）