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円急落

2022.06.14

昨日に続いてですが「円急落135円台」と言う記事が出ました。

記事では「100円ショップ・銭湯 次々閉店」となっています。

100円ショップの商品の大半が輸入品です。

円安の影響をもろに受けます。

設定単価が安いので2割ぐらい上がると儲けが無くなってきます。

大手の100円ショップでも、これ以上円安が進むと値上げせざるを得なくなります。

個人的な意見ですが、無理して100円を維持しなくても良いと思っています。

仕入れが高くなったらその分上げればよいと思います。

私の知人の会社が「原材料費が上がったので価格見直しをしてください」とお客に申し込んだら、

「そんなこと言うてくるのはお前の所だけだ!」と言われたそうです。

そんな相談を受けたので「ここは社長自らが出て行って、お客様に談判するしかない。変に妥協したら自分の会社の存続に関わるから!」と言いました。

この地方は、自動車産業と言う基幹産業が有るのですが、これが見事なピラミッド型で下請け会社を構成しています。(一次下請けから始まって五次下請け?・・もっと?)

車の売値が有って、その自動車会社の利益が有って、それに基づいた仕入れ価格が有って、順繰りに価格が下がっていきます。

そして毎年コストダウンの話が来ます。

そして今回の円安です。

自動車会社は国内製造のうち何割かを輸出しています。

円安分だけ利益が出てきます。

それは決して下請けには落ちてきません。

何だかなーと思ってしまいます。

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