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日本列島改造論
2022.06.17
今日の「日刊工業新聞」の第一面に懐かしい名前が出ていました。
【「角栄流」新しい国づくり】田中角栄元首相の書いた「日本列島改造論」と言う本が発売されてから50年経ったという事です。
この本は、日本全体を「国土の均衡ある発展」を目指していこうという物です。
これは、東京、大阪、名古屋等大都市周辺に商業、工業が集中しているのを地方にもその流れを導き、大都市と地方の地理的格差をなくしていこうという物で「日本全体の発展」 を目指しています。
この記事では、この流れが「田園都市国家構想」(大平政権)、「ふるさと創生」(竹下政権)「デジタル田園都市国家構想」(現岸田政権)と今日まで生き続けているという事です。
記事の中央には、日本地図があり新幹線が日本中を走ることになっています。
何とも壮大な構想です。
今の、日本にこれを実現できるようなバイタリティが有るのでしょうか?
東京一極集中なる言葉があります。
現実は、逆の方向に流れています。
人口も減っていく一方です。
こんな面白い発想が出来、実行力のある人物が出てきてくれたらと思います。