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アンモニア燃料車
2024.04.16
今日の日刊工業新聞の記事で「点火コイル出力4倍超」という記事がありました。
これは、従来のガソリンエンジン車の点火コイル(点火プラグが放電するための高電圧を作り出す変圧器)の4倍の高電圧が発生できるという事です。
実験では、普通のガソリンエンジンにアンモニア燃料(燃やしても二酸化炭素を発生しない)を入れ、それを今回開発した新型点火コイルでテストしたら正常に稼働し続けたという事です。
従来の点火コイルでは途中で止まってしまって使用できなかったのが、今回開発した点火コイルでは問題がなかったということで、二酸化炭素を発生しないクリーンなエンジンが従来のガソリンエンジンで使用できるという事です。
環境対策として二酸化炭素を発生しないということでEV車一辺倒だったのが、微妙な流れになっていますが、この実験が車メーカーの実験でも実証されたら、環境対策として問題がないという事になります。
エンジン車が無くなるということが無くなりそうです。
EV車で出遅れたイメージのある日本の車メーカーですが、水素エンジン車といい強力な援軍が現れました(笑)。
近々、貨物用軽自動車を買い替えようと検討しているのですが、こちらも進化しています。
従来の普通自動車に装備されていた安全装置(衝突防止とかアクセルとブレーキの踏み間違いに対応できる。車線維持装置)が貨物用軽自動車にも装備されているという事を初めて知りました(笑)。
安全運転に心強い味方の登場です!
電気自動車はどうしたという話も出てきそうですが、一番の問題は走行距離です。
一台、軽の電気自動車を所有していますが、営業用として使うと何か所かのお客様を回ったりするので長距離というかかなりの距離を走ります。
そうすると、走行距離の問題で何か所も回って配達というのが出来そうにありません。
環境対策としては電気自動車ですが、会社として実用化しようとすると走行距離をもう少し伸びてくれなくては使い勝手に問題が出てきます。