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企業統合
2024.12.18
今朝、一番のニュースは「日産とホンダの企業統合」です。
持ち株会社を作って、その下に日産とホンダが入るというものです。
規模だけで見ると、世界3位の自動車グループが誕生します。
尚、後からのニュースではこの企業連合に三菱が合流するという事です。
日本では、世界でも珍しく自動車メーカーが何社もあってこれからどうなっていくのだろう?と常々思っていましたが、自然に統合されていくという事で個人的には一安心といったところです。
この裏には、家電メーカーの惨状がありました。
少し前までは、日本の家電メーカーは世界を席巻するような勢いだったのですが、あっという間に台湾、中国メーカーに追い越され家電メーカーとして生き残っているのは・・・わずかになってしまいました。
自動車の流れもEV車に限れば中国メーカーが世界を席巻するような勢いでした。
結局、EV車は駆動系がモーターなので、ライバルと決定的な差をつけるのが難しく価格だけが勝負の勝ち負けに掛かってきていました。
その現状から、ヨーロッパではEVを止めてエンジン車やハイブリット車に回帰する動きになってきました。
自動車産業の雇用が一国の経済を支える面があったからです。
アメリカもトランプさんに代わって、石油をドンドン掘れという風に流れが変わってきました。
「アンチ中国」からの流れです。
EV車(電気自動車)にすれば、中国の一人勝ちになりそうです。
それを阻止するためには、EV車ではなく、他の方法(ハイブリット車他)しか自国の自動車産業を守れないからです。
これからは、車の温暖化対策ではなく、各国の事情によって自動車産業の行方が変わりそうです。