昨日は、東大阪市へ落札した中古機械工具を引き取りに行ってきました。

引き取り先の中古機械卸さんが「ちょっとお茶でも」と言われ雑談をしてきました。

東大阪市の機械卸団地の現況などを教えてもらいました。

やはり中小企業の衰退が酷く平成16年度には3,500社ほどあったのが今は2000社ほどに減ってしまっているそうです（念のために東大阪市のHPから工業関連の中小企業の数を確認しました）。

全部が全部廃業ではなく中には、工場の近くに住宅が立ち並んだので騒音問題で出て行かざるを得なかったり、親会社が似たような理由で地方へ移転したのでそれについて行ったりと色々な理由がありました。

そう言った関係で中古機械の流通量も減ってきているようでした。

今は、東京の中古機械卸商に良い中古機械が集まっているそうです。

特徴は、リース会社とタイアップしたり、リース会社が中古機械専門の子会社を作ったりしてリース物件を中心に売っているそうです。

規模も大きい会社が多いようです。

当社も近年は東京（近辺）の業者さんから中古機械を購入していますが、やはり東大阪の卸業者さんより種類が多く、そして機械の程度が良い物が多いように感じます。

ただ、東京の業者さんは、本社は東京に有っても中古機械の展示場（倉庫）は群馬、茨木、埼玉、とか東京から電車で一時間以上かかる場所に点在しているので一日に一か所ぐらいしか回れません。

ネットで写真とかは確認できるのですが、やはり実際に動かして機械精度等を確認する必要があるので不便さを感じています(笑)。