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アイリスオーヤマ大山会長の講演会
2022.07.06
アイリスオーヤマの大山会長の講演会で勉強したことです。
1)新商品の開発会議は週一開催しているそうです。
開発はスピードを重視している。
決定と言うよりはジャッジするような感じ。
専門家はいらない(専門的固定観念が強いのでワンパターンになりやすい)
新商品は市場に出してから3年以内の物が対象で売上額の50%以上が目標という事です。
(現在、新商品比率は60%以上とのことです)
2)新商品のコンセプト
①世の中の不備、不便を解決する商品
②機能ではなく使う人の使い勝手が重要(機能はシンプルであること)
③価格は「安い!」ではなく「値ごろ感」で決定
④品質は「ベスト」ではなく「ベター」で良い
⑤新商品は売り場基準で開発(色々と商品群が多いので何でも屋と思われているが、こだりを持って開発している。
3)失敗はノウハウの貯金箱
たとえ話で、お米の精米をして販売しているそうですが、一般のコメの精米は(もみすり)こすり合わせるので、精米温度が60度ぐらいになっている。
この温度だと、どんなに美味しいお米でも古米と変わらないほど味が落ちる。
アイリスオーヤマは、精米機を開発して30度以上にならないようにして精米している。
(アイリスオーヤマのお米は日本一美味しいと豪語していました。)