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点火プラグ

2023.07.11

今日の日刊工業新聞に小さな記事ですが 「デンソー、日特陶に譲渡」と出ていました。

デンソーが点火プラグと排ガスセンサーの事業部を日本特殊陶業に譲渡するというものです。

従来ならトヨタのブランドを背負っているのでデンソーが日本特殊陶業(NGK)に点火プラグの事業部を売るなんて考えられなかったのですがEV(電気自動車)化の流れが背中を押したようです。

これはこれで良い流れかなと思っています。

日本の家電メーカーがどこかに消えそうですが、家電メーカーと同じく日本の車メーカーも何社もあります。

これだけ自動車メーカーがあるのは日本だけです。

自然の流れとして、集約されていった方が良いように思います。

ただ、これも集約される方の立場になると結構厳しいものがあります。

当社の経験ですが、ある家電メーカーの二次下請けをしていました(間接的ですが2社と取引)。

最初は、S社です。

この地区で、専用機械を作っていたのですが、採算が悪い(赤字ではなかった)ということで他社に譲渡しました。

譲渡先からは、あっさりと「地元の外注先に転注します」と言われ、アッという間に売り上げがゼロになりました。

それから1年ぐらいたった時に、N社が、これまた専用機を作っていた子会社を他社へ譲渡しました。

こちらもS社のときと同じで即座に注文がストップし、売り上げがゼロになりました。

それ以来、家電は鬼門という事で、家電関連の会社さんとは付き合いはありません(笑)。

東海地方は、トヨタ、ホンダ、スズキ、ヤマハ、三菱、愛知機械(日産)と車メーカーが、ビックリするほどあります。

今までは、そのおかげで潤ってきたのですが、これからは相当厳しい物を覚悟しなければなりません!

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