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人工原油

2021.08.06

夢の人工原油 再び脚光という記事が日刊工業新聞に出ました。

人工原油(合成燃料)は二酸化炭素と水素を合成して作るそうです。

二酸化炭素は工場からの排出された物を回収するか、大気中の物を直接捕集し、水素は電気で水電解をして水素を取り出して使用します。

この人工原油は燃焼すると二酸化炭素を発生するが、もともと排出された二酸化炭素を原料としているので、差し引き二酸化炭素は増えません。それで脱炭素燃料とみなせるそうです。

これの利点は既存の原油の精製設備で製造でき、既存のガソリン車もそのまま使用できることです。

この技術は原油高だった2000年代中ごろに実証プラントが建設されたそうですが、原油安で稼働はストップしました。

それが、政府や自動車業界の強い後押しなどで再挑戦することになりました。

これが実現すると…既存の自動車業界も一安心するかと思います。

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