コロナの影響で在宅勤務（テレワーク）をかなりの人が経験しました。

その中でチョッとした話題がありました。

在宅勤務をしているのに、印鑑を押さなければならないということで、印鑑を押すためだけに会社に出勤するというものでした。

従来から日本の印鑑制度に疑問が出されていました。

そこへ去年の内閣改造で竹本氏がIT担当相に就任して話題になりました。

竹本氏は「日本の印章制度・文化を守る議員連盟」（はんこ議連）の会長をしているからです。

要は印鑑業界団体の利益代表的な人です。

就任時に色々と失言があり問題提起されました。

はんこ業界の代表ですから「簡単にはハンコを無くすわけにはいかない」みたいなことをIT担当大臣が言ったもんですから・・・

ただ、うやむやにされるかと思っていたのですが、冒頭のテレワークで問題が具体的に出てきました。

そして今日の新聞記事です。

いよいよ具体的になってきました。

今でも、請求書、領収書とか代理店契約とか銀行からの借り入れとか色々な所で印鑑が必要とされています。

印鑑証明も必要とされることもあります。

印鑑もそうですが、自筆を要求されることもあります。

何時も「面倒くさい」と思っていました。

速く実現してほしいと思っています。