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水素エンジン車

2021.05.21

今週の日刊工業新聞に「工作機械、4月2.2倍 日工会受注速報」といった記事が掲載されました。

当社のお客様も数社関係していますが、前年同月比2.2倍とは・・・

好調だった2018年度の水準に戻ったとのことです。

中国、アメリカなどの外需が大幅に増加しました。

この業界は、コロナ禍にもかかわらず復活が本物になってきました。

そのせいかどうか当社の売り上げも3月、4月と好調でした。

昨年度の不調をしっかり取り戻したいところです。

昨年の今頃は営業マンが海外出張出来ないという理由で輸出機械の売り上げがバッタリと落ちました。

今も簡単には海外出張とはいかないと思うのですが、やはりリモートでの営業が軌道に乗ってきたのでしょうか?

話しは変わりますが、水素自動車についてです。

水素自動車と言えばトヨタのミライですが、駆動方法についてかなりの方が誤解しているようです。(以前にも書いたのですが誤解している方が・・・)

ミライは燃料電池自動車(FCV)です。

燃料電池(FC)は水素を空気中の酸素と化学反応させて電気を発生させます。

その発生した電気でモーターを駆動させて車(FCVミライ)が動きます。

二酸化炭素は排出されません。

水素エンジン車は圧縮気体水素をエンジン内に送り込み燃焼(爆発)させてエンジンを動かします。(エンジンオイルが燃えるので若干の不純物が発生します)

トヨタは今年4月水素エンジン車「カローラ スポーツ」を発表しました。

市販はしません。

ただし、今年開催される「スーパー耐久レース」には出場します。

結果によっては市販されるかもです。

難点は水素ステーションが少ないことです。

これはミライにとっても重大な問題点ですが、水素ステーションは徐々に増えつつあります。

水素エンジン車が市販されれば(相応に安い価格ですが)水素ステーションの需要が大きくなるので水素ステーションの増設は一気に進むんではないでしょうか?

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