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トイレ不足
2021.09.22
今日の日刊工業新聞で工作機械の受注見通しが前々年に比べ大幅に伸びる上方修正をしました。
当社もその恩恵に預かっているのですが、半導体不足で受注はともかく生産は減産気味です。
11月くらいから生産が復活するとも聞いていますが、微妙な所です。
こちらは半導体が原因ですが、朝のニュースで住宅メーカーがコロナ禍の影響で納期通りに家が建てられないとの話が出ていました。
水洗トイレの部品をベトナムで作っているそうですが、その部品が入らなくなっているとのことです。
ベトナムではコロナの感染が酷いのでいたるところでロックダウンが行われているようです。
外出が禁じられているので、生産工場に寝泊まりする場所があれば其処に工員さんを寝泊まりさせて生産することは可能だそうですが、食料品とかの商店がロックダウンで閉まっているのでどうしょうもないとのことでした。
それで当分ベトナムでの部品生産は再開されそうも有りません。
この問題は自動車部品でも同じことでベトナムから部品を輸入している自動車メーカーも減産せざるをえません。
この話(トイレ)は随分前に聞いたことがあるのですが、部品在庫が無くなってきたので水洗トイレメーカーが生産できなくなってきたとのことです。
住宅は出来上がったと思ったら水洗トイレが無い!!!受け渡しが出来ません。
コロナについては日本の現況を見ても簡単には解決できそうにありません。
見通しが立たないという事になります。
ワクチンは少しづつ見通しがついてきましたが、コロナ禍の根本的な解決には治療薬が必要だと思っています。
ワクチンだけではこれからどんな変異ウイルスがが出てくるか解らないので治療薬との二本立てが必要になります。
治療法としては、「抗体カクテル療法」が今出てきていますが、それ以外にモノクローム抗体(中和抗体)という薬が開発されていて近いうちに実用化されそうとのことです。
この薬が出来ると、コロナに対しては普通の風邪と同じような扱いが出来そうです。