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円安
2022.06.07
円安が進んでいます。
1ドルが132円となり、130円台は20年ぶりです。
この少し前に中国の仕入先から値上げの通知が届きました。
従来は1元が16円で換算されていたようですが、円安の進行が大きく採算が取れなくなってきたので、今後は1元を19円で換算したいとのことです。
118%の値上げです。
つい最近、中国上海市のロックダウンが解除されました。
このロックダウンで中国からの仕入れが止まり、一部の部品で国内生産が再開されました。
そして今回の値上げです。
これで中国製品の優位性がかなり下がりました。
機械部品の国内生産回帰が加速されます。
経済専門家の間では、1ドル150円になるかもという意見が少しづつ出てきています。
そうなると輸入品は益々高くなります。
日本の製造業は長い間低コストに据え置かれていました。
これは輸入品のせいです。
低コストの期間が長かったので2025年問題という後継者未定による廃業問題がついそこまで来てしまいました。
今からでは遅すぎるかもしれませんが、少しでも解決の一助になれたらと思っています。