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EV転換
2022.10.25
トヨタがEV車の生産に本格的にチェンジしそうです。
欧米では、ベンツ、アウディ、GMなどが30~40年代までにエンジンの生産から撤退するようです。
その流れが速いというか加速しているようなのでトヨタとしても静観しているわけにいかないような状況になっているようです。
トヨタとしては今まではEVとHV,PHVの両にらみでやって行こうとしていたのが、それだと世界の流れに遅れそうだと認識したみたいです。
それでEV生産へ大きく舵を切りました。
愛知県の自動車産業に関わる下請け企業には、大きな転換期が直ぐそこまで迫ってきたようです。
エンジンに関係した外注先さんは、これから新しい仕事を探さなければなりません。
トヨタとしての本音は従来から取引のある下請けメーカーには何とかして生き抜いて欲しいと色々と手は打ってきたと思うのですが、部品点数が5割以上減ると言われているのと、モーター、電池とエンジンでは構成部品が流用出来ないので全部が全部の下請けを救うというのは難しいようです。
では、一般産業機械の部品生産に参入?
根本的な問題があります。
自動車部品は何万個という桁外れの生産をしていて、その為の生産設備で作っています。。
一般産業機械では、そのような大量生産の需要はありません。
自動車用の生産設備では対応がかなり困難です。
しかし!愛知県の住民としては、製造業の大きな地盤沈下は、その他の産業にも大きな影響を与えるので傍観というわけには出来ません。
為替と言い、自動車産業と言いウルトラCは・・・・?