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先読み
2024.11.29
昨日は、あるメーカーの名古屋営業所へ納期短縮のお願いに行ってきました。
お客様が直接メーカーの工場へ行って納期交渉というパターンが昔はよくあったのですが、メーカーの工場では、全国各地からそういった用件での来客が多すぎて、本来の仕事が出来ないという事で、ある時から「工場へ来ても納期短縮は出来ません。各地の営業所窓口の回答が全てです。」ということで工場への納期短縮の陳情?は全てなくなりました。
という事で名古屋営業所です(笑)。
新聞等のニュースでは、「中国経済不調!景況はかなり厳しい!」という論調が多いのですが、少しづつ持ち直しているようです。
11月始めくらいから、急に引き合いが増えてきて、それも短納期です!
今年前半の不調を挽回するべく、全ての引き合いに応じようという事で今回の納期短縮交渉となりました。
結果は、何となく?ですが、何とかなりそうです(笑)。
今の業界別の景況感は、自動車関連がよくありません。
日本国内では、自動車メーカーの品質認証不正による生産停止が大きく響きました。
車用のベアリングですが、大手3社で寡占状態ですが、そろって売り上げ増計画に急ブレーキがかかりました。
品質認証不正は、新型車の開発にもブレーキが掛かりました。
結果として、モデルチェンジが無いので、自動車関連の金型屋さんが、かなり暇になりました。
不況と言ってもよいぐらいでした(仕事が無い)。
自動車部品を含めて、色々な生産方法が産声を上げています。
素材が変わることもあります。
例えば、工作機械の土台は、従来鋳物でしたが、これが樹脂と鉄粉の混合物にとって代わるかもしれません(欧州では普及していますが、日本ではある大手メーカーが新モデルからこの方式を取り入れるようです。これが他社にも影響しそうです)。
金属造形機・3Dプリンターなども新しい生産方法です。
ある程度、形が出来ているので生産方法が変わります(加工機械も変わるかもしれません)。
これらも、もう少し経てば、より精密な機械部品が出来そうです。(当社に大きな影響を与えそうです)
先読みして、それらの機械を導入するか?もう少し進化した機械を待つか?判断に迷いがでてきます。
情報収集が生命線になりそうです!